今、巷を騒がせている北千住マルイにて開催中の都市伝説展!都市伝説のこれまでを辿る、非常に満足度の高い展覧会でした!
この展覧会は、制作協力に元TOCANA編集長角由紀子氏、オカルトコレクター田中俊行氏、怪奇ユニット都市ボーイズ、UMA研究家中沢健氏、怪談研究家吉田悠軌氏など、オカルト第一人者たちを迎えた、超本格的なものとなっております。
ひな吉が実際に訪問した日(2023年8月2日)から日が経ってしまい、記事を書くのに今更が半端ないのですが、ぜひ多くの人に足を運んでいただきたいです!
都市伝説・オカルト50年の歴史を辿る
そもそも都市伝説、オカルトってなんだろう?あまりその道に詳しくない方でも大丈夫!
展覧会では、順路を進みながら年代ごとにどんな都市伝説・オカルトが当時世間を席巻していたのかを学べます。
ひな吉は都市伝説について、具体的な怪異の名前などは出てくるのですが、「都市伝説」「オカルト」でくくられるもの自体が、どういう変遷を辿ってきたのかという史跡についてはよく知らなかったので、非常にためになりました。
特に興味深かったのが、2020年代の傾向。「実話怪談」という新たなジャンルへの新規参入者の増加、そして、引きこもり生活による反動で実物の“モノ”を見たいという欲求、現在、アニメ化もされております大人気漫画『呪術廻戦』の影響などなどの要因から考えられる、いわゆる呪物というものへの人々の興味です。
呪物という、怪談ではなく、いわゆる話の元となる“モノ”を求めるというのは、ネットロアが主流だった都市伝説から一変、確かに新しい潮流なのではないかと思いました。
展示場のあちこちにいる、立体化した怪異たち
また、展示会場には説明ボードだけでなく、とてもおぞましい(この場合、プラスの意味でとらえてください)造形物たちが各所に配置されています。
個人的に感動したのは「きさらぎ駅」の再現(?)スポットです!ちゃんと次の駅が「かたす駅」「やみ駅」になっているところで、すごく凝っているなあと感動しました。
その他、あのMOMOちゃん(実物)までいました!あまりにもMOMOちゃんに見とれすぎて写真撮り忘れてしまったので、公式さんのお写真をのせておきます。
MOMOチャレンジとは
Facebook やその他の マスメディア で広まった、ソーシャルメディア での存在しないチャレンジに関するデマ で、インターネット上の都市伝説。
暴力的な攻撃、自傷行為、自殺を含む一連の危険な行為を行うよう、Momoという名前のユーザーが子供や思春期の若者を誘惑していることが報告されていた。この現象は2018年7月に世界的な規模に達したとされているにもかかわらず、実際の苦情件数は比較的少なく、直接的な結果として被害を受けた人がいることを確認した法執行機関はない。
その実態は、株式会社LINK FACTORYの社長・相蘇敬介によって造形された、姑獲鳥像の画像が、無断流用されたもの。
まとめ
ひな吉は妖怪に興味があることはもちろんのことですが、現在自分が企画中である都市伝説関連のイベントもあり、現代怪異や都市伝説についても勉強しております。今回の展示会は、楽しみながら都市伝説について学べる、とても充実したものでした!
この展示会が開催されるのは2023年8月13日まで!あとちょっとです!ぜひ多くの方に訪れてほしいと思います!
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